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2023
15Oct

四谷快談 No.133  心おどるひととき

  • 四谷快談

「キミの居場所がわかるように/ぐるぐるまわせまわせ/空からも宇宙からも/キミが見えるように」。軽快なリズムに合わせ自分たちで作ったポンポンのついたバトンを元気に振り回す。賑やかな声が真っ青な秋の空に響く。今年の運動会、年長ゆり組のダンス。「ここにわたしがいるよ」の思いが全身で表現される。
幼稚園で育てた野菜の苗や、水草やメダカ、アカハライモリを貰って行ってくれたお宅から時々、「元気に育ってますよ」などと報告を伺うと、小さないのちのバトンが広がってゆく実感で温かい気持ちになる。中にはダメだったという悲しいのもあるけどね。それもひとつの確かな現実だ。「ここに、いのちがあります、育っています」と、ぐるぐるまわしているバトンのよう。
2001年に「アマミノクロウサギ『奄美自然の権利』裁判」というのがあった。奄美大島に大規模なゴルフ場開発の話が出た時に、住民らに加えて特別天然記念物であるアマミノクロウサギや野鳥のオオトラツグミ、アマミヤマシギ、ルリカケスが名を連ねた裁判で、鹿児島県を相手取って開発許可の取り消しを求めた。「野生生物を含む生態系そのものに本来の姿で存在する権利がある」という「自然の権利」という概念を訴えた。結局判決はウサギの原告適格を認めなかったが、一方「自然が人間のために存在するという考え方を推し進めていってよいのかどうかについては、改めて検討すべき重要な課題」と明記された。この裁判は社会的関心を呼び起こすことで、奄美大島のゴルフ場開発をストップさせたのだった。
いのちの居場所がわかること。人間だけでなく、人を取り巻くあらゆるものがいのちに満ちていること。きっとこれから先の地球は、そういう感性によって導かれなければならないだろう。つまり、誰かの命のために自分のいのちをぐるぐる回してくれる人。子どもたちがそんな人に育ってくれたらな、と思いながら園長も踊ったよ、心が。

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